信用取引基礎知識テスト/解答・解説


問 1 信用取引とは一定の保証金を差し入れることで証券会社からお金や株券を借りて行う取引のことである
その通りです。そのことによってレバレッジの効いた取引や、売りから入るといったことが可能になります。
問 2 信用取引の大きなメリットの1つは『売りから入れる』ということだが、売りから入れることにより下げ相場の時でも利益を狙うことが出来るようになる。
信用売りとはまず株券を借りて売ってしまって安くなってから買い戻してその差額が利益になるというものなので下げ相場はチャンスと見ることが出来ます。
問 3 制度信用取引には期限は無いが、一般信用取引には6ヶ月という期限があるので注意が必要である。
× 逆です。制度信用取引には6ヶ月という期限があります。
問 4 レバレッジとは梃子(てこ)のことで、少ない資金で現物取引よりもより大きな取引が可能ということが信用取引の大きなメリットの1つであるが、その分リスクも高くなるのできちんとしたリスク管理が必要になる。
レバレッジとはきちんと使えば大変メリットのあるものですが、リスクをきちんと理解して正しく使わないと危険なものにもなってしまう諸刃の剣です。きちんとリスク管理をすることが重要です。
問 5 制度信用取引は6ヶ月という期限があるが、裏を返せば6ヶ月間はOKということなので、6ヶ月間目一杯使って信用取引を利用した方が良い。
× 信用取引には取引手数料のほかに金利がかかります。期間を長く取ればそれだけ金利の負担も重くなります。信用取引は基本的に短期的な投資に向く取引です。
問 6 最低委託保証金率とは取引時に必要な委託保証金に関するもので、最低委託保証金維持率というものは取引後に維持していなければいけない保証金の率である。
その通りです。ちなみに最低委託保証金率よりも最低委託保証金維持率の方が低く設定されている証券会社が多いです。
問 7 信用取引では効果を最大限に活かすために限度額目一杯まで使って取引をする方が良い。
× 目一杯の投資は資金に対するリスクが高くなりすぎますし、少し株価が下げただけですぐに追証がかかってしまったりするので、レバレッジ効果とリスクのバランスをとって少しゆとりを持たせた投資を心がけた方が良いでしょう。
問 8 逆日歩とは注文が買いに集中した場合などに、売り建てている人が(通常は貸し株料を取られる立場なのに)逆に日歩というお金を貰うことができる状態のことである。
× 逆日歩は売りが膨らんで株不足になった場合などに、売り側が負担しなければいけない費用です。信用取引において逆日歩は注意してチェックしていなければいけないものの1つです。
問 9 信用取引において、『買い建て』であれば当然、株主優待を受け取ることが出来る。
× 信用取引では株主優待は残念ながら受け取れません。
問 10 信用取引に関する情報には日証金残高や取引規制に関する情報などあるが、これらの情報に注意を払ってチェックすることは信用取引において大切なことである。
株式投資において情報収集・チェックは大切ですが、信用取引には信用取引情報もあるので、そちらにも注意を払う必要があります。




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