デイトレードとスイングトレード
信用取引は短期的な投資に向く取引です。
信用取引の期限は6ヶ月間ありますが、現実的には長くても1ヶ月〜2ヶ月くらいまでに手仕舞いする投資プランを立てるべきだと思います。
信用取引とネット証券の普及で注目されているのが短期投資、いわゆるデイトレードやスイングトレードといったものです。
デイトレード
基本的には翌日に持ち越さずその日の取引時間中に売買を完結させる取引です。
デイトレードのメリットは翌日に持ち越さないため、取引時間後の不測の事件などに対するリスクを負わないことです。(企業の不祥事の発覚やNY市場の急落など)
もちろん不測の事件もトレードの向きがあっていれば大きく利益が出ることもありますが、基本的に自分が取引できる(コントロールできる)時間だけで取引をしようというのがデイトレードです。
デイトレーダーと呼ばれる人の中でも、その取引期間はさまざまで、寄り付きで買って引けで売るという人もいれば、前場と後場でそれぞれ取引を完結させるというひともいます。
短い人になると数分後の値動きを予想して取引をする人もいます。
デイトレードは『狙う値幅は小さく、取引量は大きく』という考え方が一般的です。
例えば10万円の利益(手数料考えません)を得るとしたとき1000株買って100円上がったら売るというのではなく、10万株買って1円上がったら売るというのがデイトレード的な考え方です。これは分かりやすく例示するため極端な一例です(1円抜き=デイトレードではありません)。
今非常に注目され、もてはやされているデイトレードですが、基本的に取引時間中は市場から目が離せませんのでパソコンの画面の前から動けなかったりします。それだけで会社員の人など時間が自由にならない人には出来ない取引といえます。
スイングトレード
もともとは短期的な相場の波に合わせて取引する投資法のことを指しましたが、今では2日〜1週間くらいの間を取引期間として行う投資のことをスイングトレードと呼ぶことが一般的になってきています。
考え方としてはもともとの定義どおり『短期的な相場の上げ下げを捉える』ということで良いと思います。
デイトレードとスイングトレード両方使い分けている人もいます。
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